地方公務員法とひもとくわたしの働き方

【書名】地方公務員法とひもとくわたしの働き方

  

【執筆者名】 鳥羽 稔 著

【定価】2420円(本体価格2200円+税率10%)

【ISBN】978-4-87526-476-7

【出版年月】2026年6月 

【判型・ページ数】A5判 160頁

 

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書籍内容・メディア紹介

公務員として働くということ。
その前提には、どのような法的枠組みがあるのでしょうか。

地方公務員法は、自治体職員の働き方の土台を定める法律です。

本書は、その地方公務員法を手がかりに、自治体職員としての「わたしの働き方」をひもとく一冊。

身分や服務、分限・懲戒といった基本事項に加え、給与や休暇などの処遇、さらには育成やキャリア形成まで。地方公務員法の全体像を視野に入れながら、働き方を支える法的枠組みを丁寧に整理していきます。

単なる試験対策の知識としてではなく、日々の実務や身近な疑問と結びつけながら、法律の言葉を「わたし」の働き方に引き寄せて考える。
そこから、自分の働き方の“理由(ワケ)”が見えてきます。

 

なんとなく公務員として働いている——
そんなあなたにこそ、手に取ってほしい。

地方公務員法は、あなたを縛るためのものではありません。
安心して仕事を続けていくための“味方”です。

その理解は、日々の実務を支え、やがて昇任・昇格試験に向けた確かな基礎にもつながります。

働き方の理由を、自分の言葉で語れるようになるための一冊です。

目次・著者紹介

はしがき

 

凡例

 

第1章 自治体職員って、何者?

 

プロローグ:この仕事がつながる先

 

1.自治体職員は、なぜ存在するのか?

2.自治体職員の種類

 

エピローグ:仕事の見え方が変わるとき

 

 

第2章 自治体職員の働き方を定める「地方公務員法」という法律

 

プロローグ:全体の奉仕者って重くない?

 

1.地方公務員法の全体像

2.地方公務員制度の目的と基本理念

3.人事機関

 

エピローグ:全体の奉仕者から導かれる日々の行動

 

 

第3章 してはいけないこと・すべきこと─服務・倫理の意味を考える

 

プロローグ:そのつぶやき、だいじょうぶ?

 

1.なぜ服務が求められるのか

2.具体的な服務の内容

3.公務員倫理の内容

4.懲戒処分の仕組みきっかけに

 

エピローグ:ルールは自分を守る「ガードレール」

 

 

第4章 「守られている」から「求められる」こと─なぜ身分保障がされているのか

 

プロローグ:公務員は“ラク”なのか?

 

1.自治体職員の身分保障の意義と権利

2.身分保障の限界と職員の責任

3.自治体職員に求められる責任

4.“守られているから”こそできること

 

エピローグ:守られている先にあるもの

 

 

第5章 自治体職員の働く仕組み─制度から見るこれからの働き方

 

プロローグ:働く仕組みってどうなっていく?

 

1.勤務条件とは

2.給与制度の仕組み

3.勤務時間・休暇の仕組み

4.公務災害補償の仕組み

5.自治体職員に求められる新しい働き方との向き合い方

 

エピローグ:行動の積み重ねが職場環境となる

 

 

第6章 任用と人事評価―自治体のキャリアを形づくる仕組み

 

プロローグ:青天の霹靂

 

1.任用の仕組み

2.採用と退職―キャリアの始まりと終わり

3.人事異動―経験の積み重ねと専門性

4.人事評価―“つけられる”だけでなく、“活かすために”

 

エピローグ:見えなかった景色と自分が見えるようになった?

 

 

第7章 “地域のプロフェッショナル”として成長していくために

 

プロローグ:本当に成長しているのだろうか

 

1.自治体職員を育てる研修制度

2.これから求められる能力と日常の中で大切にしたい習慣

3.地域のプロフェッショナルになるために─現場とつながり、信頼を積み上げる

4.困難と向き合い、働き続けるために─助けを求めることも能力の1つ

 

 

エピローグ:「こなす」日々を超えて、新たな景色へ

 

 

あとがきに代えて

 

【コラム】

委託・指定管理・派遣─「職員以外」とどう働くか

地方公務員を取り巻く環境と制度の行方

人事院勧告の仕組み

 

 

■著者紹介■

鳥羽 稔(とば・みのる)

人事・行政実務パートナーズ株式会社代表取締役/鳥羽人事労務オフィス代表。
社会保険労務士、国家資格キャリアコンサルタント。

1976年千葉県生まれ。早稲田大学法学部卒業。
国土交通省関東地方整備局にて人事労務・建築行政等に10年間従事。その後、市川市役所に転職し介護施設運営・民営化、人事評価制度改正、障害福祉部門の予算統括などを担当。2025年4月「人で地域を強くする」という志を掲げ独立。

自治体人事制度設計、人事評価、管理職マネジメント、リスクマネジメントなど幅広く全国の自治体を支援。富山県人材育成確保推進委員も務める。また、社会保険労務士として、民間企業の労務管理および介護福祉分野の処遇改善・職場環境改善支援にも力を注ぐ。

月刊『ガバナンス』2025年7月号(ぎょうせい)に「兼業推進時代における自治体人事の新たな役割について」を寄稿。著書に『自治体人事担当者になったら読む本』(学陽書房、2022年)ほか多数。