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自治体を進化させる公務員の新改善力
【書名】自治体を進化させる公務員の新改善力
変革×越境でステップアップ
【執筆者名】元吉由紀子(編著)
【定価】2200 円(本体価格2000円+税率10%)
【ISBN】978-4-87526-432-3
【出版年月】2022年9月
【判型・ページ数】A5判 174頁
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書籍内容・メディア紹介
先読みが難しい“変化の時代”。安定した環境で成果をあげていた自治体改善の方法も、対応しきれない問題が発生している。
しかし自治体職員は、新しい時代の変化をとらえ、環境変化に応じて自治体を進化させていかなくてはならない。
そのためには、どうしたらよいのか。
本書では、職員・組織がそれぞれに置かれた状況により、問題解決には不具合解消・改善・革新といった、「変革」のレベルをつかむ必要があるとする。
さらに、時代の変化のなかで、変革の対象範囲が変わってきていることにも着目し、個人・組織がどう「越境」して対応にあたればよいのか、活動のステージを示す。
そのうえで、変革×越境の状況ごとに発揮すべき新しい改善力を「進化力」として説明。必要な視点・考え方のほか、身につけたい能力・スキルまで丁寧にひもとく。
これまでの自治体の実践のなかから、“変化の時代”の問題解決に通じる事例を、実際に取り組んだ7人の実践者が紹介。
取組をはじめる前段階から、どのようにステップアップして取り組んできたのか、変革×越境の実際を見ながら学ぶことができる。
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【ご紹介いただきました!】
サイト『自治体通信ONLINE』(こちら)
サイト『HOLG(地方自治体を応援するメディア|Heroes of Local Government)』(こちら)
『ガバナンス』2022年12月号(発行・ぎょうせい)(記事は新着情報2022.12.5)
『都政新報』2022年12月13日号(6面)・BOOK欄(評者:小平市環境部環境政策課長・神山伸一さん)(記事は新着情報2022.12.13)
『自治体学』Vol.36-2・書評欄(評者:人吉市・溝口尚也さん)(記事は新着情報2023.4.13)
目次・著者紹介
■目次■
はじめに
第1章 新時代の自治体改善とは?
1 自治体の差が見えてきた
2 自治体が直面している環境の変化
3 新時代に求められる自治体改善
第2章 新時代の改善アプローチ
1 環境の変化をとらえて、新しい仕事とやり方を創り出す
2 取り組む場面に応じた進化力
第3章 自分自身を進化させる
1 使命感をやりがいにする
2 能力を最大限に発揮する
3 前例を超える業務に改善する
4 新たな能力を開発する
第4章 職場を進化させる
1 役所では根付きにくい改善活動
2 未知の課題に向き合う
3 職場ぐるみで改善に取り組む
4 部署間の連携をつくる
第5章 役所全体を進化させる
1 管理部門が果たす翻訳機能
2 危機に発揮された現場の改善力
3 管理部門が果たす橋渡し機能
4 職場の改善取組を後押しする
5 ありたい姿に近づける
6 徹底することで、特別な存在になる
7 役所全体に関わるシステムを変える経験をする
8 新しい時代の変化の波に乗る
第6章 住民・地域との関わり方を進化させる
1 一住民として地域の課題に取り組む
2 パートナーと協創する
3 地域資源を生かす
4 地域のめざす姿に向けて道を拓く
5 民の力を取り入れる
6 民とともに地域を変える
7 持続可能な自治のまちづくりに向けて
第7章 新時代のキャリアは自分で身につける
1 キャリアをいかにアップするか
2 自分と組織を進化し続ける力をつける
3 全員参画して時代最適な役所をつくる
4 今日からできる進化力はじめの一歩
あとがき
取組事例紹介(掲載順)
井上美乃里さん(静岡県富士市)
田中広毅さん(三重県松阪市)
東克宏さん(大阪府大東市)
山口和也さん(長崎県大村市)
西川展子さん(和歌山県)
及川慎太郎さん(北海道北見市)
西川和裕さん(京都府精華町)
コラム:社会人基礎力を身につけよう!
【1】主体性
【2】働きかけ力
【3】状況把握力
【4】課題発見力
【5】傾聴力
【6】柔軟性
【7】計画力
【8】実行力
【9】規律性
【10】創造力
【11】ストレスコントロール力
【12】発信力
■著者紹介■
株式会社スコラ・コンサルト 行政経営デザインラボ代表
プロセスデザイナー/行政経営デザイナー
神戸市出身。大手鉄鋼メーカーを経て、株式会社スコラ・コンサルトへ。
企業風土改革を支援する一方、阪神淡路大震災の被災経験から、組織・地域を越えて連携する公務員のコーディネート機能の重要性を痛感して、自治体の風土改革に活動の中心を移す。
1999年以降三重県や横浜市をはじめとした地方自治体、中央省庁、公共組織への支援を行う。階層、部門、組織を超えた対話から協創関係を築き、時代最適の価値を創造し続ける、進化する経営を実現できるよう、首長や職員と一緒に変革プロセスをつくっている。行政組織開発、行政経営システム機能強化、組織マネジメント力向上、次世代リーダー育成等の伴走支援型コンサルティング、セミナー、各種委員、講演を全国各地で行う。
2000年から「公務員の組織風土改革世話人交流会」を立ち上げ、運営・支援。2013年から公務員有志と「自治体改善マネジメント研究会」を発足、2017年特定非営利活動法人として理事長を務める。2020年から「オフサイトミーティング活用セミナー」で組織変革にチャレンジする公務員の実践とネットワークづくりを支援。
著書に、「どうすれば役所は変われるのか」(日本経済新聞出版社)、「期待される役所へ~行政経営のムリ・ムダ・ムラを突破する!」(ぎょうせい)、「地方が元気になる自治体経営を変える改善運動」(編著、東洋経済新報社)。研究論文「地方分権時代における首長の政策ビジョンと政策過程に関する一考察」『自治体学』他。
行政経営デザインラボURL:http://gyousei-design.jp/
自治体改善マネジメント研究会URL:http://jichitai-kaizen.net/