2018年9月号

【書名】月刊『地方自治職員研修』2018年9月号 

【価格】本体741円+税

【雑誌コード】04451-09

【発売日】2018年8月18日

【判型・ページ数】B5版・88ページ

 

【特集】参加は、いま…
またその実現に、市民の参加が欠かせないことは、自治体関係者の共通の理解となっている。しかし実際には、職員からは煩わしいと忌避され、議会は参加を前にすると割れてしまい、多くの市民は無関心のままで、参加する市民は疲れてしまっている。参加手法が進化し、先駆的で充実した取り組みが各地で行われている一方で、かつて仕組みづくりに奔走したはずが「人心地ついている」自治体も多いのではないか。「参加をめぐるいま」を特集する。

目次

《特集》参加は、いま…
行政政策への参加に関わる論点/佐藤 徹
市民参加条例・協働条例のいま/高橋秀行
“当たり前が普通”の分野における住民参加とフューチャーデザインが拓く展望
 /吉岡律司
「参加疲れ」の処方箋/谷 亮治
参加・協働をめぐるトレンドの変化~ファシリテーターの現場から/庄嶋孝広
追求型・個人活動型公務のスゝメ/竹山和弘

 

《連載》
■気づきから行動へ〈国境を資源に変える~ボーダーツーリズムの挑戦〉/岩下明裕
■ああ言えば、こう書く〈行政とのつきあい方〉/金井利之
■葉上太郎の都政ウオッチング〈発注者と受注者は同じでいいか〉/葉上太郎
■創造型行革のすすめ〈内部統制の充実に向けた体制整備〉/宮城県
■当世英国自治体職員事情〈ロンドンの経済開発と雇用〉/大川恵子
■Forum通信〈第24回自治体法務合同研究会ぐんま大会〉/編集部
■サブカル公務員、ナナメ読み〈『ハリケーン』高嶋哲夫〉/町田智弥
■Topics!〈ギャンブル依存症に対して自治体に求められる対応〉/岡 高志
■実務で活きる!重要・改正法対応のポイント
〈民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律〉/松村 享
■欧州コンパクトシティ見聞録〈日本の公共交通は「2周遅れのガラパゴス」〉/一條義治
■なるぞ会議の達人!〈サッカーとよい会議の共通点は?〉/青木将幸
■自治体政策法務・研究ファイル
〈自治体内弁護士+法務と財務〉/かながわ政策法務研究会
■環境自治体白書〈エネルギーの地産地消による地方創生〉/ローカルエナジー㈱
■のぞき見!“トナリ”の○○研修
〈特別区児童相談所設置に向けた人材の専門性強化への取り組み〉/特別区職員研修所
■官吏意外史〈江藤新平幕末の“佐賀力”の支え手の一人、大隈重信〉/童門冬二
■自主研究グループからの発信
〈楽しくないと意味がない ワクワクする自主研を目指して②〉/しもつけ★未来塾(下野市)

 

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◆法令速報〈第8次地方分権一括法/生活困窮者自立支援法等改正法/政治分野の男女共同参画推進法〉
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【ケースに学ぶ実務演習】
行政実務 居住に課題を抱える市民への支援をいかに行うべきか64
人事実務 障害者雇用を推進していくために、留意すべき点は何か66
財務実務 「市民がつくる財政白書」は財政運営の水準を高めるか68

 

昇任試験V講座 第6講
地方自治法/地方公務員法/行政課題論文/論文レジュメ作成法/行政運営知識/自治関連白書/時事問題/課長職・行政判断