2018年7月号

【書名】月刊『地方自治職員研修』2018年7月号 

【価格】本体741円+税

【雑誌コード】04451-07

【発売日】2018年6月18日

【判型・ページ数】B5版・88ページ

 

【特集】どうなる、どうする、町村議会
昨年、議員のなり手不足を理由に、町村総会の設置について調査する意向が大川村(高知県)から表明されたことは、自治体・自治体議会関係者に大きな衝撃を与えた。深刻化・顕在化する課題を背景に、総務省は有識者による研究会を設置。この3月には議会のあり方に関する報告書が公表されたが、規模によって選択に差を設けることや、パッケージとしての提案には、異論も多い。しかし、無為ではなり手不足問題は越えられない。二元代表の一翼である自治体議会が、規模によらず持続的なものであるために、どのような姿が目指されるべきか。

目次

《特集》どうなる、どうする、町村議会
新たな2つの議会ではなく、第3の議会を/江藤俊昭
自律性を重視した議会のあり方の議論へ/駒林良則
「社会状況の変化」から見た報告書/堀内 匠
議会改革を実践し、住民に魅力のある議会・議員へ/寺島 渉
議会を議論のヒロバにする/土山希美枝
議会事務局の役割と改革課題/髙沖秀宣

《新連載》
■欧州コンパクトシティ見聞録
〈まちづくりの「聖地」フランス・ストラスブールへ〉/一條義治

《連載》
■気づきから行動へ〈死別を支える社会を当たり前に〉/尾角光美
■ああ言えば、こう書く〈行政とのつきあい方〉/金井利之
■葉上太郎の都政ウオッチング〈結婚の気運醸成〉/葉上太郎
■当世英国自治体職員事情〈大気汚染への対策〉/大川恵子
■実務で活きる!重要・改正法対応のポイント
〈ストーカー行為等の規制等に関する法律の一部改正〉/松村 享
■環境自治体白書〈市民と協働でF-eを構築~「エコシティふっさ」の創造へ〉/福生市
■安全・安心なまちへ
〈一人ひとりに合った避難計画地図の作成から防災行動力を身に付ける〉/釧路市
■なるぞ会議の達人!〈お怒りの参加者にどう接したらよいか?〉/青木将幸

■自治体政策法務・研究ファイル
〈民泊新法への対応+容積率緩和の影響〉/かながわ政策法務研究会
■Research×Study→Proposal〈非正規労働の官民比較に係る一考察〉/薗田欣也
■サブカル公務員、ナナメ読み〈『大洗おもてなし会議~四十七位の港町にて』矢御あやせ〉/町田智弥
■地域の劇場から
〈世田谷パブリックシアターの取組②~「豊かな地域社会」を目指す学芸事業〉/恵志美奈子
■成果を出す!政策実践の流儀〈こんな素敵な公務員のライフスタイル〉/高橋誠司
■官吏意外史〈江藤新平(9)楠木正成は生活物資の公正配分者だった〉/童門冬二
■自主研究グループからの発信〈楽しく交流しながら個々の力をUP②〉/K-up(小平市)
■Forum通信〈“公務員の本気と本音は面白い”~NPO法人「6時の公共」の目指すもの〉/仁平貴子

 

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【ケースに学ぶ実務演習】 
行政実務 負担付き寄附の申込みがあった際に留意する点は何か
人事実務 昇任制度を職員に説明するときにどのようなことをポイントとすべきか
財務実務 公金の納付方法の多様化に向けた現状と課題は何か

 

昇任試験V講座 第4講
地方自治法/地方公務員法/行政課題論文/論文キーワード発想法/行政運営知識/自治関連白書/時事問題/課長職・行政判断