「なぜ?」からわかる地方自治のなるほど・たとえば・これ大事

【書名】「なぜ?」からわかる地方自治のなるほど・たとえば・これ大事 

 

【執筆者名】塩浜克也・米津孝成 著

【定価】 2145円(本体価格1950円+税率10%)

【ISBN】978-4-87526-439-2

【出版年月】2023年5月 

【判型・ページ数】A5判 158頁

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書籍内容・メディア紹介

体系が複雑で、関係する法律も少なくない地方自治制度。
その知識を得ようと思っても、「どこから手を付けていいかわからない」「参考書を開いても、なかなか頭に入ってこない」と、立ち止まってしまってはいませんか?

一方で、職場で先輩から「この業務と言えば、関連してこんな話知っている?」と聞いた話が面白く、覚えた仕事とセットになって記憶に刻まれた、という経験が、あなたにもあるのではないでしょうか。

 

「町」より小さな「市」がある
年度末の道路工事は予算の「使いきり」ではない
議決事項を見落としてしまったら?

 

本書には、このような「なぜ?」(「どういうこと?」「どうして?」「どうなるの?」)を刺激し、あなたの興味を惹くトピックが満載! 46のトピックを楽しく読みながら、「なるほど」とうなずき、複雑な制度・仕組みを「たとえば」で読み解き、「これ大事」で外せないポイントに着目することができます。
面白い話を読みながら知識がつき、またその知識があなたの仕事をグッと楽にします。そして、ある程度の知識をもって仕事をすることは、より一層の知識習得の一歩になることは間違いありません。

地方自治制度に苦手意識がある人、勉強方法に悩む人には、親しみを持つきっかけに。公務員の昇任試験・採用試験を勉強中の人には、息抜きをしながら“試験の知識”を越えて、法を奥深く理解するために。もう不安のないベテランの職員にもご自身の知識確認にお役立ていただけます。
なにより、「なぜ?」を知ることは楽しく、あなたの「引き出し」を増やします。好奇心旺盛な、すべての自治体職員にオススメの一冊!

 

【ご紹介いただきました!】
サイト「自治体通信ONLINE」(こちら

『ガバナンス』2023年7月号(発行・ぎょうせい)(記事は新着情報2023.7.3)

『都政新報』2023年7月11日号(6面)・BOOK欄(評者:東京都政策企画局計画調整部東京eSGプロジェクト推進担当課長・杉本健太さん)(記事は新着情報2023.7.11)

目次・著者紹介

はじめに

 

第1章 自治体のきほん

01 「町」より小さな「市」がある(市町村・都道府県)
02 人口が最少の村は東京都内にある(自治体の構成要素と地方自治の本旨)
03 市内の企業名を市の名称にした自治体がある(自治体の名称)
04 江東区と大田区は境界を裁判で争ったことがある(自治体の区域)
05 鉄腕アトムは埼玉県新座市の住民だった(住民)
06 国道の路線番号、59号から100号までは欠番(国・都道府県・市町村の「しごと」)
07 「中央区」は東京都にも千葉県千葉市にもある(特別区・行政区・総合区)
08 30文字もの長い名前の小学校がある(一部事務組合・広域連合)
09 得票数は当選の判断以外にも影響する(地方選挙の得票数)
10 被選挙権には選挙権が必要となる(選挙要件と議員資格)

 

第2章 自治体と執行機関
01 知事・市町村長の退職は議長に申し出る(長の役割と意思決定の種類)
02 農地がないので農業委員会を置かない市がある(行政委員会の種類)
03 教育委員会の名前での契約は原則としてできない(長と他の執行機関の関係)
04 証明書の交付も「公権力の行使」である(行政処分と「理由の付記」)
05 パブリック・コメントに約1万3000件の意見が寄せられた条例がある(住民参加)
06 自治体の情報公開条例は、国の法律より約20年早かった(情報公開制度と個人情報保護制度)

 

第3章 公務員制度
01 地方公務員一般職の具体的な定義は規定されていない(公務員制度)
02 兼業を積極的に認める自治体がある(公務員の服務規定)
03 懲戒処分は4つの処分に限定されている(懲戒処分の意義)
04 ハラスメントは誰と誰の間でも問題になり得る(ハラスメントの意義)

 

第4章 財政・会計
01 国の会計年度を1月から12月までとすることが検討されたことがある(予算の内容・原則)
02 競馬や競艇のための特別な予算がある(予算の種類)
03 公立動物園のキリンは「備品」である(支出科目の種類と経費の分類)
04 「ふるさと納税」は、税法上は「寄附金」である(歳入科目の種類と地方交付税)
05 年度末の道路工事は予算の「使いきり」ではない(継続費・債務負担行為・長期継続契約)
06 マイナス価格での入札が行われたことがある(契約の種類)
07 自治体の契約書には押印が必須(契約の手続)
08 財政難の自治体に対し、安易に「第二の夕張市」とはいえない(決算と出納整理期間)
09 その所在地が「無番地」の市役所がある(財産の種類と管理)
10 道路用地でも他者に時効取得されることがある(行政財産と普通財産)

 

第5章 自治体と法
01 法律に違反するとして無効となった条例がある(法律と条例との関係)
02 混浴が禁止される年齢は都道府県で異なる(自治立法権と条例)
03 「規則」という名称は、国の法令と自治体の例規のいずれにもある(自治体の規則)
04 公布されなかった条例、施行されなかった条例がある(条例等の公布と施行)
05 新聞をスクラップして回覧すると著作権侵害になる(自治体と著作権の関係)

 

第6章 自治体の争訟
01 自治体の訴訟を長以外が代表する場合がある(自治体訴訟の主体)
02 自治体と国とで対応する訴訟がある(法務大臣権限法)
03 住民監査請求は住民であれば誰でも提起できる(住民監査請求と住民訴訟)
04 自治体職員の賠償責任に対応した保険がある(公務員賠償責任保険)

 

第7章 議会の役割
01 議会を設置しない自治体があった(地方議会制度の概要)
02 議決事件を見落としてしまったら?(議決事件)
03 議会の活動期間は会期中に限られる(議会の会期)
04 違法とされた専決処分がある(専決処分の要件と効力)
05 委員会に付託した議案が戻ってこないことがある(委員会制度)
06 100条委員会はどんなときに設置される?(100条調査権と100条委員会)
07 長と議会が対立してしまったら?(長と議会の関係)

 

 

 

■著者紹介■

塩浜克也(しおはま・かつや)

1997年佐倉市役所入庁。総務部行政管理課、財政部債権管理課長等を経て、2022年7月より財政部財政課長。主な著書に『疑問をほどいて失敗をなくす 公務員の仕事の授業』(共著・学陽書房)、『法実務からみた行政法』(共著・日本評論社)、『月別解説で要所をおさえる! 原課職員のための自治体財務』(第一法規)。自治体学会会員。地方行政実務学会会員。

 

米津孝成(よねづ・たかのり)

2004年市川市役所入庁。福祉部福祉事務所、総務部法務課等を経て、2023年4月より議会事務局議事課長。著書に『疑問をほどいて失敗をなくす 公務員の仕事の授業』(共著・学陽書房)、『業務の「ヒヤリ!」を解消する! 公務員の法的トラブル予防&対応BOOK』(学陽書房)。議会事務局実務研究会会員。かながわ政策法務研究会会員。