公務員昇任試験対策の 決定版!!幅広い分野の対策ができます!!
問題集のない科目の学び方
「ウチの係長試験では、資料解釈が出題される」「課長級の昇任選考ではマクロ経済や会計の知識が問われる」など、自治体の昇任試験の内容は実施する団体によって異なり、様々な科目で構成されています。一般的な資格試験と異なり、問題集や解説書のないような科目も少なくありません。そうした科目の勉強は、どのように進めたらよいのでしょうか。
問題集が売っていない!!
昇任試験は自治体によって様々で、筆記問題で地方自治法・地方公務員法以外の法律分野、資料解釈・知能分野、会計・経営知識などが問われたり、択一以外の出題形式を採る団体もあるようです。
科目によっては、出題形式に合った問題集を入手するのは難しいかもしれません。そんなときの助っ人として期待できるのが、公務員採用試験の問題集です。採用試験の出題範囲は広く、上記に挙げたような科目も含まれますので、自分の受ける試験の傾向を見ながら、問題集を応用できないか検討してみる価値はありそうです。
要点まとめを活用するコツ
時事問題や市政、地方自治に関することは、新聞・市政だより・書籍などを使って要点を覚えるというような勉強方法も有効です。「マイ要点まとめ」を作成してみてはどうでしょう。
これらの科目の出題の傾向として、細かい数値や数量などが正誤の判断基準になることは少なく、物事の全体的な流れや意義についての知識が問われます。そして、物事には必ず「キーワード」があり、これらが出題・解答のポイントになります。このポイントを分かりやすく収載する「まとめ」を作成し、活用します。ニュースでよく見聞きする、庁内の重要施策として頻繁に話題に上がる、あるいは書籍の索引に載るような用語や数字を、しっかりと覚えられるつくりにしょう
なお、自治体の昇任試験で問われることの多い上半期の時事問題を中心に、演習問題とその解説を収載した、弊社刊『重点ポイント昇任試験時事問題(年度版)』も好評です。実戦に近い5肢択一形式で問題を解きながら、重要時事を学ぶことができます。